最近、家相の本を読んでいます。
その中でなるほどなぁ!と思ったこと。
昔から古井戸を埋めるとき、井戸の神様が息ができなくなると祟りが起こるから息抜きのパイプをささなくてはいけない、っていいますよね?
私、そんなの迷信じゃん、と思ってました。
でも、それってちゃんと科学的にも根拠があるみたいです。
古井戸にはガスがたまっていることがあるんですって。
だから、パイプをさしてガスを抜かなければいけない。
古井戸のあった場所の上に家を建ててはいけないというのは、床下にそのガスが溜まるのを防ぐため。
今よりずっと信仰の篤かった、むかしむかし、神様の祟りが起こるなんて言われたら、恐れ多くて誰も古井戸の上に家を建てようなんて思いませんよね。
結果、有毒ガスの中毒事故も防げる。
建物の四隅に開口を設けるなってことも、地震国日本での昔の家作りを考えれば当然だと思うし、
(もっとも技術の発達した現在では、開口の位置にはそこまでとらわれなくてもいいと思うけど)
家相って日本の風土に適した家をたてるための、昔の人の知恵がいっぱい詰まった、教科書みたいなものだったのかもしれませんね。