狭さを感じさせない工夫

昨年完成した羽根木の家。敷地は世田谷の狭小地、家族4人で住まわれる木造3階建ての住まいです。

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敷地面積は16坪、建坪10坪弱、また北側角地のため道路斜線・北側斜線と、激しく規制が掛かります。できる限りボリュームを確保し、広がりある住まいとするため、敷地をメイ一杯利用した計画としています。
アプローチと繋がる玄関土間、大きな格子で囲われたバルコニー、サッシュを全開すると室内の延長として使えるテラスなど、外部空間を積極的に室内に取り入れています。

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都心で住まいを建てる場合、土地が狭かったり、周りを隣家で取囲まれていたりと、なにかと難題が絡んできます。そんなとき外部空間を上手く利用すると、狭さを感じさせない広がりある住まいがでいるのではと思うのです。