リフォーム徒然日記その1:解体・配管-miyamoto

050324築30年のマンションリフォームの現場が今週から始まりました☆
その前に着工までの大まかな流れを説明すると、
①基本設計・実施設計のお打合せ(できるだけ既存図面があると有難い!またマンション規約があるので必ず確認しましょう。フローリング不可とか、電気の給湯器しかダメとか。電気の容量はマンション全体で決まっているので、そのあたりも確認せねば。)
②ショールームで実物を確認(大物から小物までできるだけ実物を見て触ってみよう。見積とるのも忘れずに)
③工務店に合見積を出してもらい1社に決定。(値段だけでなく内容をよく見ましょう)
④納期のかかるもの(キッチンやユニットバスなど)を発注。
⑤マンション組合に届け出て工事の承認をもらう。(工事何日前と決まってるので注意!)
⑥近隣への挨拶まわり。(マンションは音が響くので欠かせません。)
とマンションならではのことが結構あります。
今回は水廻りだけなので、まずは、埃が他の部屋にいかないようにシートで養生して、解体作業に入ります。ご希望、予算、工事ができる日数により既製品のキッチン、ユニットバスを入れる計画です。
解体で気をつけたいのは、既存のタイルです。浴室やキッチンの壁のタイルは剥がそうとすると騒音がひどいのでご近所からクレームがついてしまう。なのでタイルは原則そのままにしてその上に仕上ていきます。解体が終わって浴室、キッチン、収納などがすっかりなくなると下からコンクリート、モルタルが顔を出します。既存の配管は鉄管でコンクリートの床に埋まってしまっていました。新築当時のままなのでかなり古くなっています。新しい配管は床の上を転がす計画です。電気もこの段階で大工さんが入る前に配線をします。ガス工事も同じくです。既存は電気式給湯器でお風呂もキッチンもまかなっていたのですが、追い炊きもなく使い勝手がよくなかったのでガス給湯器に変えることになっています。ガスの管の太さやどこからガスをもってくるか、メーターも変えるかなど検討しないと・・。着工前に床など少し切らせてもらって確認をしていても、全部を解体してみないとわからないことはやっぱりあるものです。
さて、配管が終わると次はユニットバスを設置、木工事(大工さんの工事)に入ります。