昭和に建てられた既存建物は、増築を何度かされA棟、B棟に大きく分かれて途中でつなげひとつの建物になっています。
まず、建物の耐震補強工事をおこなうこと、A棟1階は介護用のシャワールームを入れるなどバリアフリーを目的に改装しています。A棟2階、B棟は別の家族が暮らすための改装で、もともとあったピアノ室のための防音室を新しい基準の建材で防音室へ改装しました。
A棟2階のキッチンはご予算にあわせて壁は上部のみクロスを張り替えています。下部は建て主さんがゆっくりセルフビルドで施工されます。天井や洗面の壁の無垢板はそのままいかしています。
A棟1階は介護用シャワールームで介護の方も入れるスペース、入口は3枚引き戸です。リビングもできるだけ壁がないように、硬いタイルの床からフローリングへかえました」。