昨日夕方、安藤忠雄さんの「まちづくりは自分たちのちからで」という講演会が世田谷区民ホールで開かれていたので自転車をとばして聴きに行った。時間がなくて前半の安藤さんの基調講演しか聴けなかったのだけど、テンポのよい大阪弁の話はわかりやすく、おもしろく会場からは笑いがどっと上がることもしばしば。今まで手がけてこられた作品を通してまちづくりとの関わりの話をされていた。対象がおそらく建築以外の人や若い学生さん向けなのか、広く浅くという感じで、もう少し絞って掘り下げた話が正直聴きたかったなあ、とは思ったのだけど、独学で建築を学び住吉の長屋からスタート、今では大物財界人、政治家の人たちを相手に持論を展開して建築を実現していくそのパワーは、やっぱりすごいオーラあり。年をとっても「好奇心」を持つことがパワーにつながるらしいので、私も心がけようっと。