地震調査研究推進本部地震調査委員会により公表されている「全国地震動予測地図」をもとに、防災科学技術研究所がつくった「地震ハザードステーション」http://www.j-shis.bosai.go.jp/というネットで見れるシステムがある。今後、30年以内に震度6弱以上の揺れが起こる確率の分布図や活断層などが掲載されている。
以前から各分野で言われてきたが、東京は確率が高い。地図を拡大してみると地盤が弱い場所は、確率も高くなってゆく。建築基準法では、震度6強の大地震で建物は大破するが倒壊せず人命は失われないという最低限の基準となっている。また住宅性能表示では、大地震は数百年に1度と想定されている。
しかし大破すると取返しがつかないし、百年に一度は何時くるかわからない、避けられない問題なのだ。今回の東北関東大震災における東京23区は震度5強、全壊した建物は見なかった。いずれにせよ大地震に備え、法律は最低条件と考えなければならない。
*それにしても、浜岡原発がある静岡県御前崎はまっかっかではないか。止まってよかった。