現場日記-tomikawa

KIF_1871本日の現場は土間コンクリート工事の最中でした。
組みあがった鉄筋に型枠を組んで、コンクリートをながし隙間のできない様、みんなで棒を使いムラなくコンクリートをながしていました。1回コンクリートを打った後4~6日間養生した後、基礎の立上りまで3回くらいに分けて打っていきます。
建主さんが、鉄筋の錆を気にされていましたが、コンクリートが強いアルカリ性の為、鉄筋はコンクリートに覆われることで酸化を防止します。
今でこそ、こうして学んだ知識として知ってはいますが、このような技術を開発した人々のすごさを実感させられます。先日亡くなった丹下健三氏の代々木体育館などに行くとデザインはもちろんの事、技術などの発展の晴らしさも感じさせられると同時に、時代の躍動感も感じさせられます。力づよく自分自身に訴えてくる建築に出会うと、建物から空間だけでなく他の気持ちも感じさせられ、そして自分も精一杯がんばらねば、、、と思わされるのです。