玄関

玄関は、「玄の又玄なる衆の妙なる門」という老子の言葉が由来となっている。「玄は」奥が深い悟りの境地、「関」は入口のことで玄妙な道に入る関門を意味した。禅寺の方丈の入口や、寺の山門などがそう呼ばれた。

住まいにおける玄関は、家の中に上がってもらって良いか区別する「関所」、そして住まいの顔ともなる。

羽根木yhの玄関。木製引戸の扉、小石を埋め込んだ土間と珪藻土の壁、下駄箱は壁と一体にデザイン。そして小窓には、オリジナルの硝子を埋め込んだ。