ハイサイドライト

081224 大きなハイサイドライトを計画した。窓の外には、向かいの敷地の大きな緑が見える。風に木がゆらゆら揺れ動く、小鳥がやってきて実を啄ばむ。朝日が真っ白な漆喰に差込み、刻々と変化してゆく。時間と共に空の色は移り変わる、闇に月が浮かぶ。

もともと日本の建築は、自然との対峙の仕方を大切に考えつくられてきた。土間・縁側・坪庭・借景・・・内なのに外、外のような内、曖昧な広がりある場所。そのような心地よい場所が、今の住まいにムリなく取り入れられないか、考えながら試行錯誤を繰返した。