無之以為用

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連休とあって賑わう益子、お気に入りを探しに陶器市に行ってきました。所狭しと並ぶ沢山の露店、数多くの中から選ぶのは至難の業。

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やはり量産品とは違い、作家による一点ものはそれぞれ個性があって面白い。「無之以為用」とは老子の言葉。土をこね器をつくるとき、器の中は空になっている。この空の部分があり器は成り立つ。中がつまっていたら何の役にも立たない。無用な部分こそ大切なのだと。

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たかが器されど器、人の想像力と手からあらゆるデザインが生み出されてゆく。どこか住まいの設計と似ているのかもしれないですね。