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住まいの知恵袋
和紙貼り
室内のダクトに、和紙を貼ってみた。 今回は、ネパール産のロクタ紙を柿渋で染めたものを用意。手漉きのロクタは表情があり、柿渋は年月が経つと深みを増すので面白い。 先ずは、糊づくりから。小麦粉と水を1:5の割合で鍋に入れよー […] -
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耐震診断
東京都は、昭和56年以前に旧耐震基準で建てられた住まいに対して、地震時の耐力が不足してる建物が多く、倒壊など人命に関わる被害を受ける可能性があるため調査や補助を行っている。光風舎では、昨年より大地震に備え「木造住宅の耐震 […] -
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タオル掛け
木工所にて家具製作の立会い。工場には木を加工するあらゆる機械が勢揃い、それらを自在に操り職人さんたち。一枚の板から様々なモノがつくられてゆくのを見ているだけでワクワクします。 その場でスケッチを描き、木端で包丁置きとタオ […] -
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桐油
無垢板のフローリングに「桐油」を塗装。桐油は、シナ桐の種子から抽出される植物オイル。建築の現場では、内装木部オイルフィニッシュとして使われる。 浸透性で木の呼吸や調湿機能を損なわず、木目の表情を美しく浮かび上がらせる効果 […] -
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ちょうな
昔、ノコギリ、カンナなどの製材道具がなかった頃、木材は山から斧に似た「よき」という道具で切り倒され、まさかりのような「たづき」で適度な大きさに木割りされ、「ちょうな」で仕上げ製材されていた。つまり全て人力だったのだ。 「 […] -
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仮設テーブル
掃除が行き届き整理整頓されている現場は、気持ちよく仕事ができる。 現場の端材でつくられたテーブルを組立て、早速打合せ。 -
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用の美
自由学園 明日館でおこなわれていた「CCJクラフト見本市」に立寄った。 日本のモノづくりには「日用の美」と言われるものがある。食器や調理用具、椅子など普段づかいのモノこそ、使いよくシンプルで美しいものを使いたいものだ。使 […] -
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水禽窟
住宅の庭に水禽窟をつくることを計画していて、いろいろ調べていたがよくわからないので日本水禽窟フォーラムというところを訪ねてみた。基本は、大きな瓶を逆さにし土の中に埋め、底にあけた穴から水を落とし、反響音を楽しむという原理 […] -
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ショールーム
新宿のショールームへ。ここには、キッチン、バス、トイレなどに関するあらゆる種類の器機が展示されている。 光風舎では、オリジナルのキッチンや浴室を設計することが多いので、シャワー水洗や浴槽、コンロなどは実物を見て、住まい手 […] -
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耐震診断
光風舎では「東京都木造住宅耐震診断事務所」に登録しているので、ときどき耐震診断の相談や依頼が入ってきます。対象は昭和56年以前に建てられた木造の住宅や長屋ですが、中には昭和初期、大正時代の住宅のなんていうのもあるんもです […] -
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左官の世界は奥深い
中野にある左官のメッカ富沢建材へ。ここには全国のカリスマ職人と呼ばれる人達が集まってくるという。土壁の基本材料は土+砂+ワラ(スサ)+糊(海草)、と単純。粘土質の土で強度を出し、砂で調整、ワラで繋ぎ糊で固める。 しかし、 […] -
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原寸図
現場で大工、監督、設計者が図面を囲み喧々諤々。そのうち大工さんが、差し金を取り出し床に原寸図を描き出しつくり方の確認。 工事中は、施工方法や少しでも精度が高まるよう、みんなで知恵を出し合う。予め決められた既製品の組み合わ […] -
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土地さがし
昨日 今日と 光風舎のオープンハウス+相談会にお越しいただきました皆様、ありがとうございました! 1階から順にご案内して、3階に上ると、「明るい!」「広い!」(実面積は広くないです)と同じように仰っていただけると、素直に […] -
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風の流れ道
住まいの中に「風の流れ道」を計画することもパッシブデザインの1つの手法です。窓から風を取り込むことにより、室内空気が対角線上の窓から押し出されるという、圧力の差を利用した「風力換気」や、暖かい空気は上昇し、冷たい空気は下 […] -
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夏涼しく、冬暖かく
東京(北緯35度)の場合、夏至の太陽入射角は78°冬至は32°なので、その差は大きく46°となります。この入射角を考慮し、窓の配置や庇の出寸法を調整してゆきます。夏の日差しは遮り、冬は太陽光を室内に取り入れることが開口部 […]