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京都探訪
高台寺枯山水
枯山水とは、水をいっさい使わず、石や砂で川の流れや大海など自然を表現した石庭。しかし、今回訪れた高台寺の枯山水には、水盤がつくられていた。掟破りのチャレンジ、面白い! 作庭はもともと小堀遠州だが、ある時は古瓦を使って龍の […] -
京都探訪
夏季休業のお知らせ
暑中お見舞い申し上げます。 緑に溶け込む、法然院山門。光風舎は、8/13ー18夏季休業となります。 -
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京丸うちわ
京都の祇園や上七軒などの花街では、夏の挨拶として、舞妓さんたちがご贔屓の料亭や御茶屋さんに名入りのうちわを配る風習が残っている。毎年この時期、店先には朱で名前が書かれたうちわが、何十枚と艶やかに飾られている。 竹の骨組み […] -
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並河靖之七宝記念館-yoshihara
南禅寺近く岡崎の静かな裏通りに「並河靖之七宝記念館」はある。明治から大正に活躍した七宝作家の住い兼アトリエ。 京町家特有の格子の表構え、玄関から奥に進むと、見事な建物と自然との調和。庭は7代目小川治兵衛作、疎水から引いた […] -
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狛鼠-yoshihara
大文字山麓、小さな神社のこまねずみ。頭の上に花飾り、バリ島の石造が思い浮かぶ、アジアは繋がっていた。 抱えているのは玉と巻物。大豊神社には鼠の他に、こま猿や鷹がいる。 -
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退蔵院-yoshihara
退蔵院は、妙心寺境内にある小さな禅寺。枯山水、水琴窟、襖絵、ひょうたんでナマズを捕らえようとしている禅問答のような「瓢鮎図」と、、、見どころ満載。 ひょうたん開口部。建具を開けたり閉めたり、覗き込んだりと、、、職業病です […] -
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夷川通-yoshihara
夷川通(えびすがわどおり)寺町通から烏丸通の間は、家具や建具の問屋が軒を並べている。 「万市」は昔からある生活道具のお店、火鉢に籐ござ、家具から茶器や美術品まで、面白いものが所狭しと置かれている。 室金物は建築金物の老舗 […] -
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南禅寺三門-yoshihara
三門は山門とも書かれるが、正しくは「三門」。空門、無相門、無願門の意味で仏教修行の三解脱門が略された。一切は空と悟ること、あらゆる相に惑わされない、欲するに解するものなんて存在しない、と言うことだ。 それにしても直径1m […] -
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京町散歩-yoshihara
先週は、京都でした。伝統的な建築から、近代、現代、昔からの生活の知恵や美しい意匠や技術と、町をぶらぶら散歩しているだけでも勉強となる。 南禅寺近くの懐石料理屋の「瓢亭」。看板やロゴはもちろん、郵便ポストや樋までひょうたん […] -
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涼を愉しむ-yoshihara
京都ぎおんの甘味処「小森」 打ち水、麻の暖簾、葦の建具、金魚の掛け軸、硝子の器と夏の設えでおもてなし。白川を眺め、抹茶パフェ。ゆるりと時間が流れる。 町家の格子に絡まる朝顔。 抽象的でスカッと清涼感ある法然院の白砂壇。ボ […] -
京都探訪
設備カバー-yoshihara
祇園周辺は茶屋町として発展し、昔ながらの町並みが美しく保存されている。夏は打ち水に風鈴、冬は火鉢というシンプルな設備機器だけであったが、今の時代は、そうはいかない。茶屋は、今も生き残るため茶屋としてまた食事処やバー、旅館 […] -
京都探訪
風波模様-yoshihara
再び、法然院です。今回の白砂壇は、抽象的な風波模様でした。京都には雪が舞っていましたが、、、立春過ぎ、春の風が近づいてきました。 ハイブリットカー・省エネ家電・ソーラーパネル・オール電化、、、などとエコが騒がれていますが […] -
京都探訪
エスケイプ-yoshihara
八文字屋の店主に「ここの店も出てるんや」と言って差し出された「エスケイプ/アブセント」(絲山秋子)を読む。 鴨川、コアなレコード屋、喫茶店、学生運動、吉田寮・・・・・京都の濃厚でゆっくりとした時間の中で物語が展開してゆく […] -
京都探訪
路地-yoshihara
路地は、京都では「ろぉーじ」と呼ばれている。 両手を広げれば壁に触れられるヒューマンスケールな細道、内部とも外部とも区別がつかない曖昧空間。焼き杉の壁、自転車、防火用水、清められた敷き石、小便除けの鳥居、提灯、、、、小さ […] -
京都探訪
福寿
あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。 お正月は京都でした。法然院の白砂壇には「福寿」と言う文字が描かれていました。新年を祝い、皆に幸をという二重の思いが込められています。 町を歩いていると、さま […]
