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住まいの知恵袋
納まり-yoshihara
端部や素材が切り変わるところを、工事現場では「納まり」と言っている。同じ空間でも納まり方次第で随分と見え方が違ってくる。壁の短部は、アングルを45°にカットして直角に加工、先端はサンダーで丸く落とす。など気が抜けない大切 […] -
住まいの知恵袋
現場作業台-yoshihara
工事現場では、大工さんがその場にある端材で仮設テーブルをつくり作業をする。現場によって様々だが、基本は簡単に解体、部屋から部屋へと持ち運びできるシンプルなもの。いろんなデザインがあって面白い。 俊敏な大工さん、いつも動き […] -
住まいの知恵袋
信州鉄平石-yoshihara
長野県佐久平は、鉄平石の産地。家づくり学校の生徒たちと、採掘現場を訪ねた。 素材の現場を訪ねてみると、家づくりの問題が垣間見れ、いろいろと考えさされてしまう。見学した採掘場は、家族で石を切り出し、石工事をおこない生計を立 […] -
住まいの知恵袋
現場にクーラー-yoshihara
なんと工事現場にクーラーが! 大型扇風機が大活躍の猛暑の現場、さらに上手がいたのでした。 室外機が無い窓につけるタイプ、隙間は断熱材で塞がれ風向調整も断熱材。 いろんな現場を渡り歩るいているベテラン大工さん。どんな環境や […] -
建物探訪
不労勿楽生-yoshihara
現場の帰り、世田谷観音へ寄り道。木造3階建ての風格ある阿弥陀堂は、京都の二条城より移築されたという。今の法律だと木造3階建は、準耐火建築物となり木部はボードで覆われ金物で補強となってしまう。しかし流石職人技です。木組みだ […] -
美味しいもの
夏から秋-yoshihara
菓子司寛永堂の菓子は、夏から秋へ移り、季節の変わり目となりました。 金魚に金粉のアクセント。金平糖の星と和三盆の月の中の赤い目の兎。 熟練の技です。 -
音楽
犬男-yoshihara
MANDOGのライブへ。犬男は鎖を解かれ、野山を自由に疾走するインプロビゼーションバンド。ギターの宮下敬一は、ドイツの伝説グループCANやGURU GURUとも親交が深く、海外ツアーなども回る実力硬派。とある所で知り合っ […] -
音楽
Cool Jazz-yoshihara
9月に入っても猛暑は続く。現場では、ガリガリ君で凌ぎながら打合せ。 事務所のBGMは、ブルーノート系のJAZZ。クールダウンしながら図面の作業。 THELONIOUS MONK – Blue Monk 1966年のライブ […] -
下馬mh
心地よい風
角柱に米、塩、御神酒を撒き清め上棟式。奥に深い長方形の都心の敷地。クーラー無しの灼熱現場、しかし夕方になると中庭から心地よい風が入ってきます。 職人さんたちと建主さんとの顔合わせビールで乾杯、上棟を祝う。 -
自邸「中延の家」での暮らし
細部の納まり-yoshihara
体を乗り出し、食い入るように図面を見る大工さん。頼りになります。 現場の仮設テーブルの上に図面を並べ、ディテールのチェック。ディテールは、部材と部材がぶつかる細部の納まり。ちょっとした寸法や工夫の違いで、随分と空間の雰囲 […] -
住まいの知恵袋
住宅ローン-yoshihara
フラット35のHPをもとに、家をつくるのにどれぐらいお金が掛かって返済がどうなるのか具体的に計算してみた。 例えば、都内の狭小地で延べ床面積25坪前後の木造住宅を建てる場合。 土地(都内):2800万円建設費(地盤改良、 […] -
住まいの知恵袋
人の手-yosihara
こう暑いと、夕方になるとビール。 人が飲んだり食べたり、生活や個性が感じられる町は魅力的です。 建売やハウスメーカーが台頭してくる前は、住いは地元の棟梁や大工が建てていた。その町ならではの個性やの文化がありました。198 […] -
下馬mh
ワクワク-yoshihara
世間は夏休みモードですが、現場は動いています。炎天下の中での力仕事、職人さんたちには頭が下がります。 今年の初めから進めてきた下馬の家、順調に設計が進み無事上棟。3階建てに見えますが、2階建てなのです。2階は4.5mと大 […] -
京都探訪
涼を愉しむ-yoshihara
京都ぎおんの甘味処「小森」 打ち水、麻の暖簾、葦の建具、金魚の掛け軸、硝子の器と夏の設えでおもてなし。白川を眺め、抹茶パフェ。ゆるりと時間が流れる。 町家の格子に絡まる朝顔。 抽象的でスカッと清涼感ある法然院の白砂壇。ボ […] -
住まいの知恵袋
珪藻土-yoshihara
珪藻土は、何万年もかけ藻類(プランクトン)の化石が湖や海底に堆積した地層から採掘される粘土状の土。調湿作用にすぐれ耐火や消臭性がある。室内の湿度が高いときは湿気を吸い、乾燥しているときは吐く。昔から、七輪の素材としても馴 […]