無之以為用 投稿日 2017-05-05 更新日 2020-06-14 著者 koufusha カテゴリー 日々の暮らし 連休とあって賑わう益子、お気に入りを探しに陶器市に行ってきました。所狭しと並ぶ沢山の露店、数多くの中から選ぶのは至難の業。 やはり量産品とは違い、作家による一点ものはそれぞれ個性があって面白い。「無之以為用」とは老子の言葉。土をこね器をつくるとき、器の中は空になっている。この空の部分があり器は成り立つ。中がつまっていたら何の役にも立たない。無用な部分こそ大切なのだと。 たかが器されど器、人の想像力と手からあらゆるデザインが生み出されてゆく。どこか住まいの設計と似ているのかもしれないですね。