前から見たいと思っていた「アリア・ディ・フィレンツェ」に立ち寄りました。
甲府にあるアリアは、金属加工や革製品、ニットなどモノ創りへのこだわりある地場産業が集まった新しい形の工業団地。広大な敷地内には教会やレストラン、FM局もあります。そして建築やランドスケープは、今まで見たこともないような形態なのですが、見事にまわりの自然と調和し、美しくデザインされています。
設計は、北川原温建築都市研究所。私が大学を卒業し、始めて就職した設計事務所なのです。建築を見学していると、いろいろ頭をよぎります。当時務めていた頃の社名は、北川原温+ILCD(アイラブ・クレイジーダッグ)狂ったアヒルの一員として日夜、図面を描いていたのでした。
この道で生きて行くきっかけとなった恩師であり、最も影響を受けた建築家なのです。