「ゆく川の流れは絶えずして しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶ泡沫は、かつ消え かつ結びて久しくとどまるためしなし。世の中にある人と住みかとまたかくの如し。」(方丈記ー鴨長明)
鴨川は年々きれいになってきている。70年代頃までは上流の西陣織物屋さんが川で織り物を洗い、夕方になると川が紫色に染まっていた。織物だけでなく工場・生活廃水の状態も良くなく川にはヘドロが溜り、メタンガスが沸いていた。
今は、ムダな護岸工事はヤメ草木生ボーボーの川辺や中洲、なるべく自然の状態に戻そうという策が功を即し。
海を越え遠くからユリカモメ、魚目当てにカワセミ・サギなどがやってくるようになった。