koufusha 家づくりは打合せを何度も重ね設計を進めてゆくと、どうしてもアレがやりたいコレが欲しいと夢が膨らんでゆきます。そして要望の詰まった設計図をいざ工務店さんに見積もりしてもらうと、予算オーバーになってしまうことは多々あります。
設計内容と建設費との調整がつかないことには工事を始めることが出来ません。見積もり調整は、家づくりの中でも最も理想と現実的なコスト問題が関わるシビアな過程となってきます。
先ずは、見積もりと図面を見比べ漏れや間違いが無いか、過去の事例などと比較し適正な価格かなどじっくり見積書を読み込んでゆきます。
それでも予算に収まらないことが多く、こちらから代替案や仕様変更、将来的にできる事などを提案し予算に近づけてゆきます。
過去には、壁塗りやタイル貼りなどセルフビルドでおこない減額する建て主さんもいました。DIYが得意で楽しみながら出来ると良いのですが。実際に自分で体や手を動かしてみると家づくりの思い出となり、職人さんたちの大変も実感できます。
見積もり調整は選択に迷い決断を迫られる作業となりますが、自分たちで優先順位を考えどうしても実現したい部分はこだわり、住んでからでもできるもの自分たちで手配できるものはどんどん削ってメリハリをつけ、割り切ってゆけば上手くのでは思います。