石組み-yoshihara

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わずか一坪足らずの庭。朝早くから、蹲や飛び石を運び庭づくり。場所は小さく予算も限られていたので庭屋さんに石だけ頼み、植栽は自主施工とすることとした。

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石組みはオーサキランドスケープの大崎さん。石にも地層や天地などの目があり、置き方一つで表情が違ってくる。ごろごろ転がし目を見て、その場で次の手を読む、無理なく石が組まれてゆく。日々何十年と、土をいじり石を触り体に刻まれた感覚が頼りとなる。

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日影の小さな場所にもその道の人の手が入り、小さな春がやってきた。