京都に行くと必ず行ってしまうお寺があります。法然院です。今回は二日も行ってしまったのですが、何でこんなによいのだろう?と考えてみると、まずアプローチにあります。石の階段を上ると門までの石畳があり、それがまっすぐではなく、とてもいい角度で曲がったり、高低差があったりしながら、緑の向こうに苔むした門が見えるのです。お寺に行くまで木漏れ日の中を歩いていくととても静かな気持ちになっていきます。門をくぐると、左右に白砂で季節の文様が描かれています。夏なので水の模様。
小さな池をすぎると曲がり角に水盤があり、
いつも季節の花を添えられていて、今日は何の花かな?と楽しみなのです。
お寺の広縁にはいつも本やお寺でのコンサートなどのチラシが置いてあります。スケッチブックに書かれた詩集があり、縁に座って読むことができます。
訪れた人への気遣いがとても感じられるお寺です。