横浜トリエンナーレ(三渓園)-miyamoto

0811041 横浜トリエンナーレ 三渓園へ。内藤礼の作品へ直行する。写真には全くうつってないけれど、髪の毛くらい細く白い糸?が天井から1本輪にして吊られている。畳の上には電熱器があり、あたためられた空気のゆらぎ、外からの静かな空気の流れで、消え入りそうな、時々本当に部屋の闇に溶け込んでしまいそうになりながらも、糸がゆっくりと舞う。時々外からの薄日できらりと光る。煙のようにも見えたり、命あるもののようにもみえたりする。たぶん、日常の中でも意識していれば目にしているような様子のものを、消え入りそうな糸で芸術作品へ昇華させているように思いました。以前、直島で内藤礼の作品を初めて観て、その「はかなさ」に驚き、ずっとまた観たいと思っていましたが、今回の作品も本当に観れてよかった!小さな庵の、障子を通して入る柔らかな光と天井や畳に広がる闇のようなほの暗い空間がもっているゆっくりとした時間の流れを、糸のたゆたう動きによって、あらためて気づかされました。