横浜トリエンナーレhttp://yokohamatriennale.jp/2008/ja/と、BankART http://www.bankart1929.com/を見てきました。
現代美術の作品は、言葉が通じなくても作品の意味がわかること、不快でないもの、ちょっとどこかにユーモアがあるものが好きです。私の単なる趣味ですが、おもしろい!と思わず独り言を言ってしまった作品は、、、、
トリエンナーレにて、小杉行久「レゾナンス」。床、壁に発光する作品があって、小さな音だけれど虫の音のような生き物のような音が聞こえてきます。
他にポール・チャン「6番目の光」もよかったです。床に映し出された窓の景色に破片のような影が映ってゆっくりと流されていきます。時々大きな鳥のような影が通り過ぎます。
BankART「心ある機械たち」展にて、川瀬浩介「ベアリンググロッケン」。小さなベアリングの球が機械の先から落ちると正確に弧を描き、鉄琴?に当たりきれいな音が出る。それが幾重にも重なってとても美しい曲になります。今日の中で一番好きでした。他に牛島達治の美しい機械、ヤノベケンジのソラマメみたいな顔の巨大な子供ロボット、栗原元のユーモラスな動く小さな顔がよかったです。
気がつくと、音が出るもの、アナログな感じで動くもの ばかり。トリエンナーレは三渓園にもあり一日では全部まわれず、またいつか行こうと思います。