桜傘

080403 近くに呑川という川が流れている。今は埋められて暗渠だが、少し歩くと小川が現れ鴨などの水鳥もやってくる。天気もよいので、お弁当持ってお花見がてら昼休み。
インドにはサドゥーという無一文、髪の毛ひげボーボー伸び放題、裸同然の行者がうろうろしている。日本だとホームレスということになってしまうが、インドでは結構尊敬されている。中にはコウモリ傘1本だけ持ち、聖地から聖地の旅で一生を過ごすサドゥーもいる。何故コウモリ傘か?・・・傘を開くとその中はお寺と同じ聖なる空間、その中で祈るという。つまり傘のしきりがこの世とあの世の境界という訳だ・・・ポータブル・ホーリィースペース。満開の桜傘の下、ぼーっとお弁当を食べているとそんなことフト思い出したのでした。