新しくもどこか懐かしい

大分県の中津に行ってきました。最近ではB級グルメ、唐揚げの町。そして伝統ある優雅な祭り中津祇園の町、福沢諭吉が幼少年期を過ごした町です。

現在、東京にお住まいの方で、地元中津の実家の相談、と言う依頼で現地調査に来た訳です。

建物は、昔番傘屋さんを営んでいたと言う築百年越えの歴史ある住まい、前面道路の拡張で、建て替えせざるを得ないとの事です。

長い年月を経た存在感ある柱や梁、手の込んだ建具や欄間、釘隠し。古いものを再利用し記憶を受け継ぎ、新しくもどこか懐かしい心地良い住まいを考えていければと思います。