基礎ができ、土台据付が終わると上棟です。朝から大工さんたちが柱、梁の組み立てにかかり、夕方までには屋根の登梁が終わり、最後に棟梁がへいぐしを取り付けます。大工さんたちが建物の四隅にお米、酒、水をまき、その後全員で2礼2拍手1礼をして、工事の安全を願います。上棟のときは重機を使って大きな材を上まであげれるので、一気に形をつくりますが、筋かいなどは仮のものです。これから、構造の金物、本筋交いが取り付けられていきます。上棟の後は現場で簡単なテーブルをつくり、建主さんが用意してくださったお茶とお菓子でそれぞれの自己紹介、大工さんたちへのお礼の言葉、和やかな歓談でした。