家づくりを考えたときキッチンはこだわりたいという方が多いですね。キッチンはいくつかパターンがあるので、それぞれの特徴をご紹介します。設備器具としては大きなサイズのものですし、簡単に交換できるものでもありませんから、しっかり考えて決めましょう。建て主さんご自身のライフスタイルや、収納が得意か不得意か、またご家族の構成なども考えてどれが合うか考えます。毎日必ず使うものですので、無理なく楽しく使えるスペースであってほしいと思います。
■オープンキッチン-A :
ダイニング側にシンクとコンロがあり、キッチン、ダイニングの両側から使えるタイプ。(柿の木坂の家リノベーション)
幅2590 奥行900 、ステンレスのカウンター、ダイニング側はシナ合板の収納、キッチン側は水に強いメラミン化粧合板の引出し収納。
ホームパーティーなどで多人数で調理をするように壁側のカウンター収納との間はあけて設置。
オープンなキッチンカウンターの場合、サッとすばやく片付けるような収納が必要です。また、キッチンの横には、パントリーをつくり冷蔵庫も収納、沢山の可動棚をつくり、大小様々ストック品はすぐに収納できます。引出し収納の寸法は建て主さんの収納されたいものにあわせてつくりました。
キッチンカウンターの収納は必要な場所に必要な寸法でつくりました。調味料、大小の鍋など様々なサイズのものがあります。
醤油や酒類など調味料の引き出し。
シンク、コンロがダイニング側にあるオープンキッチンの場合、
・片付けのしやすい収納、すぐに大きなものも収納できるパントリーを近くにつくる。
・ダイニングやリビングから見えて家具のような存在となるので、レンジフードや水栓金物もデザイン性のあるものがよい。
・ホームパーティーなど多人数で集まって楽しく調理することができます。YouTube動画「セカンドライフリノベーション/ 築50年の住宅」