和紙あかり-yoshihara

川端四条で気になるお店を発見!早速入ってみることにした。

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「和紙あかりの家」という和紙でつくった照明器具を扱うお店。
店主の濱中幹心さんが、丁寧にお店の中を案内してくれました。ここは、もともと古い料亭だった建物を、なるべく古いものを生かしつつリニューアルしたそうだ。風情ある長いろぉーじ、美しく保たれた坪庭、透かしの欄間、骨董の家具、、、ショップに溶け込んでいます。
シェードに使う和紙は、楮(こうぞ)、麻紙(まし)、三椏(みつまた)、雁皮(がんび)、竹紙(ちくし)などを使い全国各地の信頼できる紙すき職人に依頼、破れにくくするためにコンニャクを入れているとのこと。

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建具にも、手の込んだ和紙が張られています。

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今朝、新日軽、三協立山アルミなどサッシメーカー5社が樹脂サッシの防火性能をごまかし、長年つくっていたと言うニュースが流れた。国土交通省の認定を受ける際、実際の製品より防耐火性能があるダミーサッシュで認定取得していたという。

個人のお店や設計者、職人、町人たちが日々精進・七転八倒、少しでも良いモノをつくろうとしているのに対し、肥大化しすぎてしまった企業、モノづくりの楽しさや原点を忘れ利益追従へと走ってしまうという問題が近頃目立つ。結局、水戸黄門にでてくる悪代官や越後屋の時代から何も進化していないのであった。がんばれニッポン!