先週は、京都でした。伝統的な建築から、近代、現代、昔からの生活の知恵や美しい意匠や技術と、町をぶらぶら散歩しているだけでも勉強となる。
南禅寺近くの懐石料理屋の「瓢亭」。看板やロゴはもちろん、郵便ポストや樋までひょうたん柄、店づくりのデザインが徹底、元祖コーポレイトデザインなのだ。
関西近代建築の父、武田五一設計「京都府立図書館」。西洋と東洋の融合。高校生のとき受験勉強でよく通った。当時は古びていたが、先端の技術でリニューアル保存された。
三条大橋西詰の「内藤商店」は、棕櫚の箒やタワシをひたすらつくり続けている老舗。「棕櫚のタワシは洗剤を使わんでも、食器がよう洗えまっせ。」とお店の女将さん。
上に吊ってある海老のような箒は何に使うのだろう?