傾斜地での計画では、地盤面の設定・隣地/道路斜線の計算・・・など複雑になってくる。建物の床高さにより基礎高さが決まってくる。基礎が高くなると、コストもアップするので、そのバランスを考えながら断面を設定するのも複雑。傾斜地は、設計条件・施工コストなど不利な場合が多いが、なんといっても眺望が良いので、如何に回りの環境を上手く取込むかがテーマとなってくる。その取込み方次第で住いの骨格も決まってくる。それにしても廻りには、同じような敷地条件なのに、平地に建つのと変わり映えしない建売やハウスメーカーの家がちらほら。