美山町は、京都駅から車で≒1時間半の場所にある山の中の自然と暮らしが一体となっている日本の美しい原風景が残る農山村。美山町東部にある三国岳山麓の由良川源流域には広大な自然林が広がっており、美山町の面積の96%が森林に覆われています。
かつては、日本海沿岸から京都市へと続く街道「西の鯖街道」としても栄え、高浜から京都へ運ばれる荷を下ろした中継の地でもありました。三国岳山麓の山並みと藁ぶき屋根が重なり、町並みが自然と同化し何とも癒される風景。
藍の工房を見学。昔ながらの方法で丁寧に藍染が行われています。
住まいの前には畑、昔は裏山で木を伐り家を建て、蚕を育て衣服をつくりと、地産地消・自給自足の厳しくも豊かな暮らしが営まれていたのですね。