お気に入り

益子の陶器市に行ってきました。約50店舗の他、若手や地元の作家など500の仮設テントが所狭しと立ち並び、伝統的な益子焼から、カップやお皿などの日用品、 アート作品まで活気溢れ人もごった返していました。ここから自分のお気に入りのコップやお皿を見つけるのは至難の業なのです。

 

160523a

 

安く無難で量産品のような陶器は山のようにあるのですが、設計の仕事柄、やはり少々高くても作者のこだわりが伝わる一点ものが気になります。そんな商業ベースに乗らない陶器は小さな仮設テントに多くあり、実用的な日用品から、何に使えるのだろう?と思わずツッコミを入れたくなるようなモノ、こちらの想像力が膨らむモノまで、バラエティーに富み見ているだけでも楽しいものです。

 

160523b

 

迷い出すと切がないので、自分の目と直感を信じ実際につくっている人の話を聞きながらお気に入りを探してゆきます。

 

160523c

 

そして家に帰り、手に入れたコップや器を改めて見てみると、どれも似たような雰囲気があり自分らしいなーなどど思ってしまうのです。ネットの前情報や量産品の安心感よりも、自分が直接手に触れ感じ、つくった人と話した直感って大切なのです。これって家づくりの時の設計者選びにも似ているのです。
160523e
160523d

 

*画像の陶器は僕が気になったモノ、何か共通点あるでしょ。