木童+長野県主催の信州ツアーへ。唐松、赤松、檜など長野県の県産材、家具や建具、ストーブ工場などを見学するのが目的。
先ずは上伊那森林組合。ここでは唐松の羽目板やフローリングがつくられている。唐松はヤニや暴れが出るので、脱脂乾燥の技術が難しいのだ。
特徴はなんといっても国産材、そして気乾密度500㎏/m3 、曲げヤング係数10.0kN/mm2、曲げ強さ80N/mm2、、、と強度が非常に強い。
通常、木造住宅の梁は、米松や集成材が使われることが多いのだが、十分梁材として使うことができる。また工場では、梁せいの大きなものに対応できるよう、2重3重に唐松を重ねたタイコ梁もつくられているのだ。