庄内にて/山居倉庫・土門拳記念館・酒田市美術館-miyamoto

11~13日山形庄内地方にて住宅展に参加しました。会場でお会いした皆さま有難うございました。山形は初めてでしたが、どこまでも広い広い庄内平野と大きな空、どこからでも見える鳥海山、鳥海山から吹き降ろされる強い風、美味しい海の幸と山の幸を堪能してきました。

0810141 無料で借りれる自転車に乗り、一日酒田の町を観光しました。まずは、山居倉庫。最近吉永小百合がここでJRのポスターを撮影したらしく、観光バスが何台も到着していました。蔵の外側に空気層を設け、屋根も二重屋根として、通気をよくする工夫をしています。今も倉庫として利用。真っ黒に塗装された木の外壁と真白な漆喰壁がシャープなコントラストで、現代の建築でも通じる表現だなと思いました。黒い外壁に紅葉し始めの大きなケヤキの並木が映り美しかったです。

0810142 自転車で最上川の大きな橋を渡り、土門拳記念館へ。公園の池の端に佇むように建っています。建物内部から借景のように池が眺められます。池にはカモと肥大したコイが、びっくりするくらいの数がひしめいていました。

0810144 近くにある酒田美術館へ。鳥海山、最上川を見渡せる丘の上に位置し、背後の林の緑の中にいるようなガラスの空間を所々に設けています。周りの自然を積極的に建物内部に取り込み、林の中にいるような気持ちになります。スケール感も大きすぎず、人の目線にあったものだなと思いました。

0810146_2 最後に 江戸時代の有名な廻船問屋 あぶみ屋へ。古材を利用しつつ当時の平面図により復元したものですが、沢山の人が出入りする為 室内に土間スペースが沢山あります。室内なのに外、現代の住宅にも取り入れるとおもしろい空間になりそうです。

温故知新、古いものの中には学ぶものが沢山あります。昔の人の知恵や、ゆとりを感じさせる空間のつくりは、今の暮らしに生かせるとよいな と思いました。