
光風舎の事務所の朝の様子です。大きな窓をから朝陽がたくさん入っています。前庭や近隣の樹木の緑が見えて明るい空間です。
光風舎の事務所の床は地盤よりも1m近く下がったところにあります。ただ、天井高さが3mあるため、地下1階ではなく、1階の部屋として扱われます。天井の高さの1/3以上地盤面より地下にあれば地下1階ですが、1/3よりも地下に入っていない時は1階になります。

16坪の狭小敷地に建てた建坪9坪の家であること、道路斜線、高度斜線など高さの制限も厳しい中最大限に床面積をとるための工夫でもあります。
事務所の床面積は7.5畳くらいですが、天井高さが高いこと、壁の仕上げを珪藻土としたことで白い壁のため、明るく実際よりも広く見える効果があります。
また住んでみて気が付いたことでもありますが、1mくらい地盤面から下がった部屋から外を見た時、道路に人が歩いていてもお互い視線がぶつかることがないことです。そして、外を歩く猫と同じ視線の高さであること、時々地域猫がこちらをじっと見ていることもあります。不思議と落ち着いた気持ちになれる空間です。
