長屋の界壁はセルロースファイバーを使った認定品の仕様にしています。セルロースファイバーは新聞紙のリサイクル品を原材料にしています。断熱性能だけでなく吸音性も高い素材です。
車の中に機械があり、そこから太いパイプを通して内部の施工現場につながります。
壁面に不織布が張られ、そこに空けた穴からセルロースファイバーを吹き込んでいきます。
1階床から屋根裏まで仕切られ、セルロースファイバーがふきこまれます。細かい素材をふきこむので、隙間がなく素材がゆきわたるのが特徴です。
2件の家の長屋の間にある壁である界壁、吸音の効果をよくするために、壁の中の間柱は下地のプラスターボードに両側がつかないように配置取付されています。(認定品としての仕様になります)
ここにセルロースファイバーがふきつけられています。
セルロースファイバーは専門の業者さんがおこないますが、こまかい素材が飛ぶ中、そして猛暑の中、職人さんたちが一生懸命作業をされていました。