生前遺作-yoshihara

080112 甲斐扶佐義"生前遺作集"が届いた。甲斐さんは京都伝説の喫茶店"ほんやら洞"の店主。そしてカメラマンとして何冊もの写真集を出版し、夜は"八文字屋"という一癖ある人たちが集まる、飲みやのオッサン。どちらの店も、60年代のアンダーグラウンドな雰囲気が色濃く残る、観光では見れない京都の裏側が垣間見れる異空間。崩れ落ちそうに山積みされた書籍・転がる酒瓶・放浪外人・突然歌いだす歌姫・・・はじめての人は、カオスな雰囲気に圧倒されてしまう・・・。

この本は、甲斐さんが撮り続けた京都の人や町と、死ぬ前に寄せられた365人のオマージュ集。学生の頃よくいった"ほんやら洞"、今も京都に行くと飲みにいく"八文字屋"、僕もヒトコト書いてます。

080112b