霜月のお献立

食前酒と湯、鰹節から夕食が始まります。水と出汁は料理の基本、コレが変われば味も変わります。中居さんの丁寧な話を聞きながら柊屋別館での夕食です。

白湯と鰹節

シンプルだが奥深い。時間と共に味が変化します。

凌ぎ:からすみ餅 大徳寺納豆

一つ一つの料理や器、間の取り方など興味深々です。

焼き物:焼鴨 実山椒

「鴨はかも川の鴨ですか?」などど中居さんにボケやツッコミの会話を楽しみながら、ゆっくりした時間の中で食事が進んでゆきます。

小鉢:大枝柿 落花生 大徳寺麩 白和へ

水物:季節の水物

元ネタは青い渋柿で半年ほど漬けているとのコト。もはや想像を超えています。

旬の素材を京懐石で、選び抜かれた器での美味しい食事。受け継がれた技、一つ一つの器の中に宇宙が広がってゆくのです。