鎮物

080512a 地鎮祭をおこないました。
地鎮祭は、「ぢちんさい」「ぢまつり」などと言ってますが正式には「とこしずめのまつり」といいます。
住いを建てる土地は、そのままほっておけば、植物が茂り、虫や鳥がやってきて、やがては森となる。人は木を切り、土地をならし、土を掘り起こし住まいを建てる。その場に本来あるべき自然な世界に入り込む・・・工事に先駆け、土地の守護神を鎮めるため、地鎮際をおこなうのです。毎度のことですが、神主さんに来ていただきお祓いしていただくと、気が引き締まる思いです。080512b

ところで地鎮祭の時に神社よりいただく、基礎の下に埋めるお守り「鎮物」の中には何が入っているかご存知でしょうか・・・。神主さんに聞いてみました、中身は鉾、盾、人型、お金。鉾盾で邪気を防ぎ、人型は災いの身代わりとなり、お金(昔は稲穂だった)は捧げ物とのこと。さていよいよ工事のスタートです。