東京都は、昭和56年以前に旧耐震基準で建てられた住まいに対して、地震時の耐力が不足してる建物が多く、倒壊など人命に関わる被害を受ける可能性があるため調査や補助を行っている。光風舎では、昨年より大地震に備え「木造住宅の耐震診断」の仕事をはじめた。今春からは、品川区役所の防災課での相談窓口も担当することとなった。
40~50年前の普通の木造住宅、今の基準には合わないけど建具や欄間、床など丁寧な仕事が施された興味深いモノがある。いい仕事しています。
繊細に組まれた格子より、キラキラ硝子を通し柔らかい光が部屋に入ってきます。
手づくりの温かみを感じる 真鍮の鍵。丁寧につくられた部屋に居ると、心も和む。
昭和の初め頃の住まいづくりは、今と違い時間や経済に追われることなく、職人さんたちもアクセクせず腕をふるえたのだろう。継がれてきた歴史を生かしつつ、これからの住まいができないかと思うのでした。