最短でも1年間

06327 設計仲間のオープンハウスへ。午前中に来たほうがよいというので、行ってみればなるほど朝の光が上手に入っていた。それにしても建築家の建てた家は、敷地の近くまで行くとスグにそれだとわかる。まわりの家とは明らかに違う。その敷地、その家ならではの工夫やアイデアがあり、あらゆる細部まで考え設計されている。総工費もまわりの家とそんなに大差ないのに・・・街にはちゃっちい量産型住宅が溢れている。問題はまだまだ建築家という存在がどんな仕事か知られていないからだろうか。

それとも量産型住宅が3~4ヶ月で建ってしまうのに対し、家づくりを真剣に考えつくると最短でも1年間ぐらい掛かってしまい、その間さまざまな問題に対面し、それらを乗り越えないといけないハメになってしまうところが難しいのだろうか・・・。ちなみにコノ家は、敷地18坪に建つ述べ床18坪の小さな家、設計に1年半、工事半年、家ができるまで2年間。設計者もがんばったが、住む人もたいへんがんばりました。