koufusha 
照明はできるだけ、間接照明としています。カーテンボックスと組合わせたり、壁や天井に窪みを作ってそこに照明を入れます。店舗などのときは間接照明専用のものを使いますが、住宅はどこにでも売っている蛍光灯の電球色を入れます。（電球も安いしどこでも買えるほうがよいので）天井にだけつける照明よりも、壁を照らし出すほうが空間が全体的に明るくなるし、落ちついた暖かい雰囲気を出すことができます。
壁をﾛｸﾀ紙という和紙で貼った和室。壁に竹の花掛けを作ったのでその上から間接照明を入れて照らしています。和紙のような凹凸のある壁は光がいい感じに陰影が出ます。壁の小さな障子は玄関との間の内窓で、玄関照明も兼ねていて、センサーでつくようになっています。ひとつの照明で他の部屋の照明も兼ねてしまうのもおもしろいと思います。