木造2階建ての住宅の工事が始まりました。敷地は造成地の角地で、道路との差が高いところで2m位あります。まずは駐車場付近の擁壁をつくり、その後建物本体の工事にかかります。今日は擁壁のベース部分の配筋検査です。地面の下になるベース部分と地面から上の壁部分とに分けてコンクリートを打ちます。配筋検査のポイントは、
・図面の通りの太さ、本数の鉄筋が入っているか。
・鉄筋と鉄筋の間が空いていて、コンクリートが入っていける寸法になっているか。
・鉄筋からのコンクリートの厚みが決められた寸法になっているか。
・鉄筋がきちんと固定されているか。(コンクリートを打ったときに動かないように)
などなど・・。これらは、細かな規定が定められています。一部の鉄筋をより固定するため鉄筋をL型に曲げて入れることに。職人さんが手際よく鉄筋を切ったり、あめ細工みたいにひょいっと曲げて取り付けてくれます。修正を見届けて検査完了です。