国立新美術館へ。うねるような丸いガラスの外壁、有機的な形、施工は大変だったろうと想像するのですが、空にガラスが透けてきれいでした。中に入ると、なぜか食べ物の臭いが。。アトリウム吹き抜け上部にオープンなレストランがあるのでそこの臭いだと思うのですが、ちょっとおや?と思いました。後で設計した黒川さんのHPを見ると「まずレストランがつくりたかった」ということなので、これでOKなのかな。展示室は番号順にズラッと並んでいました。これもコンセプトによるものだそうです。収蔵を持たず企画展のみ。でも「なんでもアリ」ではなくてハッキリ個性を出したほうが、おもしろいのになあ、と思いつつ、この規模になると私なんかでは知る由もない世界があって決められていくのだろうなあとも思いました。二重の外壁外側がガラスルーバーの為、丸い形のラインがぼやけてそれがかえって、きれいに見えている気がしました。駅と美術館の間の道には開発から取り残されたような小さな古い住宅やアパートが多くあり、印象的でした。