刈初乃儀-yoshihara

070324 地鎮祭は、工事に先立ち土地の神様を鎮め安全祈願を願う儀式。その中の刈初乃儀・穿初乃儀・掘初乃儀は、敷地に初めて人の手が入る儀式。刈初乃儀では、設計者が盛り砂の草を鎌で刈り、穿初で施主が盛り砂に鍬入れ、掘初で施工者が鋤を入れる。それぞれ無事工事が進むよう願い"エイ・エイ・エイ"と気合を入れる。家づくり最初の共同作業。気が引き締まる。
そして何よりも面白かったのが、参加した小さな男の子と女の子の反応。男の子は準備万端、ヘルメットを被り・新聞紙とテープでつくった大麻(おおぬさ)またの名は祓串(はらえぐし)を持ち、神主さんを真似して祓う・・・女子は降神乃儀で神主さんが"おおっ…"と発する声にキョトントそして興味津々。建築の世界はまだまだ不思議がいっぱい。070324b