コルビジェ設計のラ・トゥーレットへ。
・エントランスのゲートの高さはモデュロールの2.26m。ここを通ると宗教の世界に入ることを象徴しています。
・客間。修道士の勉強室だった部屋。
・礼拝堂。四角すいの屋根、赤と黄色の細長い建具は換気の窓。
細長い換気窓は他の部屋でも使われています。
・モンドリアン・パネル
・廊下。連続する横長窓は、映画のフィルムのように外の景色を見せるようにしています。窓の間にコンクリートのブロックがあり、「角砂糖」とよばれています。窓にリズムをつけるために取りつけられています。
・アトリウム。作曲家でもあったヤニス・グゼナキスがデザインした窓割り(波動式の窓割り)の大きなガラス面。
・食堂。左右で赤と緑に建具、カーテンの色も分けられています。
すばらしい景色が眺められます。
・聖堂(教会)。 声、音が非常に反響していました。通常が東から光を取り入れるところを、この建物は西側から入るようになっていて、夕方になるとオレンジ色の光が差し込んでくるのだそうです。
闇の部分に色の光がはっきりとしたコントラストで浮かび上がってみえます。
・聖具納室
地面にロープが張られている小さな長方形のスペースが実際の僧坊の広さだそうです。ベッドの長さも1.9mと小さいものだったそうです。