壁や天井の大工さんの工事が終わると、家具が搬入されます。家具は基本的には家具屋さんの工場でつくられ、搬入できる大きさの箱ものとなって運び込まれます。現場では、床や壁にあわせながら調整をして設置されます。両側が壁に挟まれているような家具の場合、壁と家具(カウンターなど)との隙間が空きすぎず、狭すぎずにつくらないときれいにピタットおさまりません。家具屋さんだけでなく、大工さんや、配管工事の設備屋さんにも確認の打ち合わせをしながら、壁、配管の位置を決めていきます。気にしなければどうでもいいような細かいことなのですが、何気なくきれいに仕上るのにはいろんな職人さんの努力があります。