ミロのひょうたん-yoshihara

050409
世田谷美術館ー瀧口修造:夢の漂流物へ。瀧口は戦前よりブルトン・デュシャン・ダリ・ミロ・・・などシュルレアリストたちとの交流から、日本にシュールレアリズムを紹介した詩人/美術評論家。瀧口の書斎には国内外から様々なオブジェや絵画が集まってくる。以前より興味があり書籍は随分読んだが・・・はじめて観るコレクションの数々。著書、詩、海辺で拾った貝殻や石・・・、シュールレアリズムに影響を受けた日本の作家たちの絵やオブジェ、Rrose Selavyの看板・ジョセフ・コーネルの標本箱・ミロから送られてきた"ひょうたん"・・・それらが所狭しと展示されシュールレアリストたちとの関係が垣間見れる。瀧口自らも"デカルコマニー"の作品をつくっていて、一同にそれらが観れるのも興味深い。