敷地調査は、駅から敷地までの雰囲気、敷地の周囲の建物の高さや窓の位置・電柱や側溝、地盤の高低差・光風の入り具合、人の流れ・・・見ておかないといけないものが一杯。
そして、はじめて訪れる住宅街は、住み慣れた人にとっては日常だが、いろんな発見がある。ここは東京下町、うろうろ歩いてみるとこの町ならではの光景やモチーフが結構ある。チープな素材の組合わせ方、緑との繋がり、オリジナルの格子、猫道・・・など面白い。これをそのまま建築に取り入れてしまうと、あばら家になってしまうが、その背景や意図などを今の時代に生かすよう考えていけば、その町の歴史と繋がる・・・などと考えながら、またうろうろ。